弦楽器

(17)ジャンクベース スーパーナチュラルフィニッシュ、 塗装やり直しの作業 その後





 


みなさま こんにちわ。
さて、そんな感じで変化が少ないですが続きです。

あ、そうそう、YKK-APの上げ下げ窓の両サイドにあるバランサーが壊れたんですよ。
数年前に。
それを自力で修理して固定レートに変えた話があったんですが、
そのまま数年経過して問題なく使えてるので、またネタにしますわな。



で、話を戻して塗装をやり直す話。

↓Before  塗装したけど艶が出すぎたやつ 原因は攪拌不足という凡ミス
202003121.jpg
↓で、再塗装するために表面を400番でサラッと研磨したのがこれ。
2020031213.jpg
↓で、塗装し直したのがこれ
202003131.jpg
はい、思惑通り(笑
色目はカメラの露出などが固定できてないので差がありますが、
塗装前の下地処理の状態とほぼ見た目が同じです。
光が乱反射してるのでテリ感がないですよね。
これがミソなんです。
2020031312.jpg
ヘッドもこの通り。
艶がなく、木そのままの風合いがあります。
見た目の変化がほとんどないのがポイントですが、
刷毛で二回塗りなのに刷毛目(刷毛の跡)がほぼわからんのも特徴です。
202003124.jpg
光を当ててよーく見るとこんな感じでわずかにわかる箇所がありますが、手触りではわかりませんよ。
こんな塗料なのに水も弾いて吸わず、で、汚れがつきにくくて薬品でも変色せず、
木の変形にも強くて長期間性能を保持するのに、リコートしやすいんですよ。
ギターやベースでは一切使われてないはずです。
そんな感じで
2020031313.jpg
実験用としては十分な仕上がりだ・・と思ってたんですよ。
で、まじまじと見てたら、見つけたらいけないのを見つけちゃいました。
2020031245.jpg
液だれを  orz
くっそ、またか  
これを見つけたら修正しちゃうのが症なんですが、こんなんばっかしてるので
なかなか前に進まないんでしょうね(笑
2020031246.jpg
そんなことを思いつつ、結構目につく場所なのでささっと研磨。
400番の研磨シートで凸凹がなくなるまで削りました。
それがこれ。
ちょっと白っぽくなってますよね。
これでも下地まで行ってないです。
で、
2020031247.jpg
塗料を主剤1g+硬化剤0.1gで合わせて混ぜます。
で、
2020031248.jpg
サクッと塗っていきます。
1gでもそこそこ塗れるので・・
2020031249.jpg
この範囲にうすーくひろーく塗り広げました。
追い塗りしても刷毛目がわかりづらいのでやりやすいんですよね。
これ。
20200312410.jpg
そしてまた乾燥で待ちです。
今回で間違いなく仕上がりますので、乾燥させたら組み立てです。
パーツは全部クリーニングも組み上げもできてるので、
わりかし短時間で組み上がると思います。
回路もハンダをし直すだけです。
長い戦いだなぁ・・とおもいつつ、まだ3本手入れしないといけないんですけどね。
5弦ベースとジャパンビンテージなベースとアコギ(笑
まぁ、磨いて組み直すだけなのでこれらは数日で終了しそうですが。
そんなことを思いつつ・・
2020031314.jpg
刷毛とプラカップと検量するのに使った軟膏ヘラを中性洗剤で洗うわけで。
塗料は水系なのでこれでまた使えるってことですね。
パッともポッともしませんが、何気にすごいのが塗料を知ってる人ならわかるかと(笑
こんなのでも耐久性はすごいんですよ。
ゼネコン採用品というパワーワード(笑
ということで、続きます。
今日はここまで。




  


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