さて、少し前に仕入れたジャンクベース、
1992年製のヤマハRBX700RSですが、分解をしたのは先のブログの通り
これの主たる目的は塗装のリフィニッシュ。
しかもスーパーナチュラル仕上げ。
基本的に塗装は
クリア/色/シーラー(プライマー)となってます。
だいたい木材は最初の吸い込みを止めるのにシーラーを使いますよね。
まぁ、理屈は同じなんですが。
で、ギターの塗装剥離って
・ひたすらサンドペーパーで研磨
・アイロンで熱して表面を収縮させてからスクレパーで削り取り
これらが多いかと。
一応、試して見たんです。
最初からペーパーは塗装が厚いので気が遠くなりました。
アイロンでスクレパーですが、アイロンも長時間当てないとだめなわけで、
塗装も焦げます。これ、場合によっては木も焦げるなぁ・・と思ったり。
スクレパーは傷が入るので結局面倒。
で、剥離剤とかケミカルを使うのも方法ですが、木に付くとよくないので。。
※木が露出して水を吸う状態で強アルカリ・強酸は結果的に吸った木がボロボロになります。
で、シーラーを塗ると木が吸うわけですが、そこでシーラーは固まります。
なので、シーラーの層を取るということは吸った木を削るということ。
ということで、だったら最初から研磨でいいんじゃね?
ということで、持つべきものは電動工具。
サクッと落としました。
色々試しましたが、がっつり落とすのはディスクグラインダーに#320の研磨スポンジをつけてあてていくのが一番よかったです。
#80とか粗いのでいくと一気に木までいっちゃいます。
後が大変ですわな
サンダーも使いましたが塗装を落とすには時間がかかりすぎ。
平滑を作るのにはいいんですけどね。
なのでディスクグラインダーでざっと落として、サンダー#60~80で平滑を出す・・が早くていいですね。
ディスクグラインダー#80とかでやりすぎたところを研磨するのに手間がかかってるんですが、
だったらカンナ当てたらいいんじゃね?・・と思うわけで。
そこでさらに思うんです。
塗装剥がしはカンナで削ったほうが早くない?
ちょっと実験してみます。
そんな感じですが、裏面はザッと落とすのに10分くらい。
シーラーを削るのは30分くらいじっくりとやりました。
ということで、今日はここまで〜