さて、少し前に仕入れたジャンクベース、
1992年製のヤマハRBX700RSですが、分解に着手しました。
最終的には塗装を剥いでスーパーナチュラルフィニッシュにする予定。
到着後、チェックして各部の破損がないか確認。
ネックの反り、トラスロッドの効き、チューナーの動き、フレットの状態などの確認は大事ですね。
回路がめちゃめちゃでしたが、組み直したらちゃんとなりましたので、
スイッチ類やピックアップ、プリアンプも問題なし。
ということで、消耗品や劣化したパーツの交換を除けば全く問題ないのでそのまま続行。
まずは固絞りしたウエスで拭き取り掃除からなんですが・・
こんなに汚い指板も
拭き取りだけでここまで綺麗になります。
これをさらに研磨してオイルで仕上げるんですが、
相当きれいになりますよ。
乞うご期待。
ちなみにフレットはトーポジ側の3・4弦の2345フレットにちょい減りがあるくらいでした。
ハイポジはきれいなもんで。
で、
ネックプレートは錆がういてます。
これ、実はゴトー製のやつということが判明。
ブリッジもペグもゴトーなので、当時の国産品は今でいう信頼のゴトーが使われているということですね。
これは磨いて塗装と錆を落として再利用。
で、コマの向きがおかしいブリッジはこれ。
ひとつだけ弦の通るところが違うという(笑
どうやったらこうなるのか?
はい、弦を外してコマを正しい向きにしたところ。
違和感ありまくりなのになぜこんな風に組み替えたんだろう?
で、きっちり組み替えたのがこれ。
こんなに汚いブリッジでも買えば高いんですよ。
なのでクリーニングして再利用しますよ。
そんな感じで各部品をバラしながらチェックするわけで。
その状態から導き出したこのベースの歴史ですが、
ルート弾きだけで使用しているうちに断線。
修理を試みるも失敗?
迷宮入りした挙句、放置。
そのままいろんな人を渡り歩くも修理完了せず、
ただただ傷が沢山ついた…かな?
そんな感じかと。
さて、これがどうなるか、自分でもわくわくしますw
ということで、今日はここまで〜