さて、例の自称狂犬、加藤氏がついにチワワ以下になりました。
先日のテレビで「経営陣がかわらなければ吉本興業をやめる」と発言したことについて、「楽観的だからあんな発言しちゃったんだな」と話したらしい。
別の方に「楽観的に言うことじゃない」とツッコまれると「どうにかなるなら言っちゃうか~みたいな」と答えたらしい。
簡単にいうと、あれだけ啖呵きったのに有耶無耶にしようとするのはそう簡単でなく。
以前のブログで「やめるなら違約金は加藤持ち」っていわれたんちゃうの?・・と書きましたが、後の追従者も日和ったりトーンダウンしていく中で、「嫌々~冗談ですよ~社長~!」とか言って”実は冗談でした”で行こうとしたんでしょうね。
でもそんなに世の中あまかないですわな
このまま加藤氏が続けれるのであれば、それは吉本の会長・社長等々に土下座して謝ったということです。
もし、そうでもしてないなら外堀を埋められて契約解除に進むはず。
まぁ、土下座路線だと思うけど、これで見事に「吉本の飼い犬」となったわけですなぁ
ええ大人なんだからそんな言い訳なんて通らないですもんね。
仁義通しなさいよ?・・と言われて当たり前かと。
ほら、そういう業界だし。
もう、そんながテレビで司会やったらあかんよね。
次の改変でいなくなったりしてw
そんな感じですが、最近面白いのが古い楽器の観察と購入分解清掃調整。
先日、購入してロッド調整ができないヤマハのSLもこの通りピカピカ。
電気関係もばっちり
セッティングも出ましたよ。
面白いんですよねぇ
これ、35年以上前のギターなんです。
クリーニングしてワックスして、金属パーツ磨いてブリッジなどの高さを調整して、
電装系も全てチェックして導電性確認して接点復活剤投入。(順不同)
弦を張って弦高を合わせてからピックアップの高さも完璧にしてボールピースをそれぞれの弦に対し合わせていきます。
で、オクターブ調整してからさらにボールピースの確認。
もうね、ギブソンみたいな音します。
ギブソン流ネックの順反り確認方法では7フレットで0.4mmくらいなので、まぁまぁ使えるレベルではあるよなぁ・・と。
そしてちょっと前には・・
この左のベースをフルOH。
これは最近製造のベースですけどね、
やっぱ安価品だけの理由はありました。
配線処理が甘いとかフレットの処理が甘いとか
これらをやると全然違うベースになって快適になりました。
でもね、30年以上前のモデル日本はどっちもそれらの処理はちゃんとしてるんですよ。
で、塗装も厚いし精度が高いのが見て取れます。
特にBRXなんて本当に完璧で笑っちゃいますわ。
価格的にはBRXが一番高いとなりますが、いっちゃん上のレスポールと新しいベースは価格はさして変わりません。
でも古いほうができがいいんですよ。
古いのは日本製。そして新しいのはインドネシア製。
これで違うのは当時の時代背景
プラザ合意前後ってことですね。
為替が大幅に動いて海外に工場が出ていって、
ドルが一気に半分くらいになったんですよ。
なので海外旅行などがブームになって
その勢いでバブル到来。
そして弾けたわけで。
その間に変更もあったと思いますが、
その85年前後の製品ってやたらと質がいいように感じます。
その後は「海外なら安くつくれる」とコスト意識が積もっていって、
その見た目をいかに安く作るか?・・が優先されたように思います。
その結果が今なんじゃないのかなぁ・・と。
当時は楽器も安いですが、消費者物価指数も当然違うわけで。
でも目を剥く差ではないので為替レートが大きく効いたんでしょうね。
結果、日本が得意としていた高品質・高精度ってのが狂ったんじゃないのかなぁ・・と。
テクノロジーの進化の部分はいいんですが、一般消費材については特にそう感じますね。
そんな感じで昔の日本製品の良い品質のピークは85年前後だなぁ・・と感じるわけで。
その後は拝金主義のトヨタ方式。
合理化合理化派遣社員でブラック化。
技術の安売りをした結果、ダメダメになってるところも多いかと。
なんやいうて基礎の基礎の根幹の部分はちゃんと保持できてる傾向はありますが、そういうのって国が絡んでるように思いますね。
で、
こんな動画がありました。
10年ちょっと落ちの初期35GT-R。
それがこんな内容に。
ちょっと前に「ゴルフとかはダッシュボードがベタベタになったから品質悪い!」とかいうトヨタマニアをよくみましたが、このGT-Rはそれよか新しいのにこの有様。
なんというか、いろんな意味であかんと思うの。
もうちょい持たせなあかんのとちゃうかなぁ・・と。
このメーカーはルノーと絡んでから耐久性はルノー基準なったのは有名ですが、
まぁでもこれはないわなぁ・・と。
そんなことも時代の流れの結果なように思うんですよねぇ
やっぱ職人魂は大事やと思います。
ただのモノか
それとも魂がこもったものか?
そういう時代がまた来そうに思うんですけどね。
知らんけど。
でわ