みなさん こんばんわ
さて、MacBookPro"15 Mid2010のコンデンサ打ち替えの話、後半です。
昨日はロジックボードを外すところまで書きましたね。
しっかし10年も経つと埃もすごいですね。
定期的に開けててもファンは外しませんからきっちり取れませんよね。
いい機会なので掃除機で吸いました。
で、
対象のコンデンサーはこれです。
この小さいの奴を下の大きいのに変えます。
下のは330μFの6.3V。
オリジナルのやつと静電容量は同じで耐電圧が高いです。
元々ここは切り替え時にドンと電気を送るために貯留目的なはずなので、
静電容量さえ合っておれば問題なしですね。てか、そもそも静電容量が合ってて耐電圧が下回らなければ大きさの問題なだけなはずです。経験上。
で、
まずは対象のコンデンサーを外さないといけないわけで。
左右2点で止まってるので片方だけ溶かしても反対は固定されてるので取れません。
なので、両方を同時に溶かす必要があります。
よくあるのがヒートガンで炙る・・ですが、熱いので(笑)
で、私がとった方法はハンダコテ2本使い。
同時に左右の端子に当てるということですね。
そのためにまずは左右の端子に溶けやすくなるようにハンダを盛ります。
それが上の画像。
で、置けたら2本のハンダこて先をそれぞれにあてます。
すると・・
こんな感じで挟んでつまんで取れちゃったりします。
で、基盤のハンダを吸い取って清掃します。
吸い取り線で吸ってからIPAで洗浄って感じですね。
で、新たなコンデンサーを取り付ける工夫をしないといけません
なにせコレだけ端子の幅がちがうわけで。
なので
こんな感じで片方の足を延ばすわけです。
ちなみにこれは失敗したやつ。
ニクロムメッキ鋼線0.5φで下駄を作ってますが、置いてつけてからだとコンデンサを付ける時に泳ぐんですよ。
なので・・
ちょっとわかりづらいですが、鋼線を切らずに長いままにして位置を固定しました。
この状態のままプラス側をハンダを盛ってつけます。
隙間ができてるのでその点が注意です。
で、反対側も固定しつつ流し込みます。
鋼線がずれないように注意して。
あと火傷にも(笑
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最後に
ニッパーでカットします。
周りに干渉しないように確認も必要ですね。
で、念のためテスターで通電を確認。
問題なさそうなら逆順で組み込んでいきます。
で、全部組み上がったらSMCリセットとPRAMリセット。
そして起動させて動作確認ですね。
結果、どうだったか?
なんだったら起動してサインインして5分と経たずカーネルパニック出たり、
アプリでGPU固定しても30分持たずにカーネルパニックしてたものが、
30時間以上経っても一回もなーんにも起きてません。
もう絶好調。
気持ちいいったらありゃしない。
これが普通というのがね(苦笑
うーん、もっと早くやっとくべきだったかなぁ・・なーんて思ったり。
そんな感じですが、非常に細かい作業が続くので根気が必要です。
またルーペやハンダコテ2本等々、いろいろ道具が要ります。
でもそれらがあれば、問題なく作業できるような気がしますが、
結構大変ですし、かなりのリスクを背負っての作業なので、
明確な自信と壊れても元々・・みたいな思考がなければやらんほうがいいでしょうね(笑
そんな感じですが、やっぱPCパーツも消耗品だらけってことが再認識しました。
次はiMacのストレージ交換かな?
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。
下記の厚労省サイトが標準的なものになります。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ついでに「新たな生活様式」についても貼っておきます。
厚労省のサイトにも載ってますよ。