さぁ、今回は自転車だよ!
自転車ネタ、前々回くらいにチェーンの長さの決め方について
シマノのマニュアルが変わってたのを話題にしました。
※R8000などシャドータイプのシングルテンション
どういうことかというと、今まではアウターとローにチェーンをかけて2リンク足す・・て感じだったんですね。
それはダブルテンションの従来型ディレーラーと同じ方法。
・・が、上の画像のとおりマニュアルが更新、
パターンが増えて、1リンク足しと3リンク足しが追加されてました。
で、わたしのR8000はアウターローだと52T-28Tの組み合わせですが、それだと図の(2)、つまりアウターリンク同士が合う状態でした。
こういうことですね。
で、これに2リンク足してたわけです。
つまり、上の図(2)の3リンク足した状態になってたわけですが、
この状態は明らかにチェーンが長いよねぇ・・と思える状態。
それがこれ。
ちょっとチェーンがたるんでるように見えません?
エンドアジャストボルトを締めこんでディレーラーを起こしてテンションかけてたわみを取ってる状態がこれです。
※旧8000マニュアルに記載の通りです。
※ロー側のチェーンのつまりなんて関係ない状態です。
※ディレーラーは完全に折り畳まれた状態です。
※インナートップです。
マニュアルで3リンク足しの記載があるので間違いではないんですけど、
動きがどうもダルなところがあるので1リンク足しを試してみることにしました。
で、チェーンカッターでリンクを減らす訳です。
結果はこれ。
インナートップでもチェーンがピンと張ってます。
で、ディレーラーのゲージが少し起きてますね。(=引っ張られて下側に出てる状態)
チェーンが短くなった結果、ディレーラーのテンションがかかるようになりました。
エンドアジャストボルトで引っ張らなくてもこれなので、適性なんでしょう。
で、
アウターローだとこんなにゲージ引っ張ります(笑
いやー!裂けるぅ!・・な感じ。
3リンク足しはチェーンのたるみをチェーンアジャストボルトで引っ張って取ってたので逆にこの状態でのチェーンの詰まりは無し。
1リンク足しだとチェーンアジャストボルトで引っ張る必要がないので戻すわけです。で、この状態でエンドアジャストボルトを締め込まない状態だとガイドプーリーとローギアが当たるのでのいわゆるチェーンの詰まりの調整が必要です。
つまり、普通のディレーラー調整ができます(笑
わたしはプーリーとローギアのクリアランスを5mm程度で調整してますが、
上の図に記載のある駆動ゴロツキは大きくなりますね。
当たり前ですけど。
こんな感じ。
※5mmの根拠はありません。シマノは感覚的な書き方しかしてないので。
でもカンパは確か5mmと記載してるんですよね。で、その感覚で調整してます・・という意味です。
で、1リンクの結果ですが、
テンションが全域でかかるようになったので変速が超快調に。
特にトップ側の変化は明確。
スパン!スパン!とよりシャープに変速するように。
やっぱチェーンの長さで変わりますよね。
まぁ、テンションかかるということは抵抗が増えるとも言いますが、
ロス発生よりはいいんでしょうね。
ということでスッキリしました。
え?顔、照かってます??週4でも男女関係は(以下略
ちなみに・・
最近大好きなクロモリ5800のチェーンもアウターロー+2リンク(=上でいう3リンク)なんですが、こっちは問題なく。
こっちのディレーラーはダブルテンションでそこそこ長くても元々ちゃんと引っ張る事ができるんでしょうね。※テンションかけれると言う意味。
いやぁ、単純だけど奥深いですなぁ 自転車は。
という事で今日はここまで。