・・て事で、天気がよかったので作業しました。
キックが下りないのは長期放置の為、オイルがまんちくりんシリンダーに入った為。
※重力でちょびちょび入るのが宿命です。
※重力でちょびちょび入るのが宿命です。
前回プラグ抜いてキックするとまわってプラグ付けたらアウトだったので、
チャンバーもオイル漬けって事で現状がわかりました。
・・で本日、エンジンをばらしオイル除去、チャンバーオイル除去・清掃、キャブ清掃をしました。
分解で分かった事。図のようにオイルが溜まっていました。
そりゃ一年間以上放置だったからしょうがないが、すごすぎる。
まずはチャンバーをはずし、サイレンサーをはずし、チャンバーのオイルをぬいてブレーキクリーナーで
洗いました。サイレンサーのグラスウールもオイルべとべとなんでその部分はカットしました。
思えばチャンバーの消音も良くなかったのはギチギチすぎるグラスウールも原因だったのかも。
組み直しの際にはちょっと余裕が出来たので消音の効果は望めます。
その後、キャブ・リードバルブをはずし、洗浄。
・・でヘッドを外しシリンダーを抜きました。
するとクランクケースがオイルの池になっています。
そりゃこれじゃむりやね。
・・て事でピストンをはずしてティッシュペーパーでオイルを吸い取りました。
※ほんとは違う材質でやるべきですね。
※ほんとは違う材質でやるべきですね。
キックレバーでクランクを回しながら底に溜まっているオイルも吸い上げて回収しました。
それから順次組立です。
組み上がって、ガソリンを回しチョークを引いてキック×4。
見事に復活。
しかも軽い。しかも静かに。白煙も出ていません。
教訓。2ストは長期間放置の際には上記の作業が必要。
・・でないとチャンバーにオイルが溜まって白煙地獄に。
またクランクケース内にオイルが溜まりすぎると正常に燃焼もできません。
当然キャブのセットもでるわけがなく、どこまでもおかしい状態が続きます。
※私はこのパターンにハマっていました。
※私はこのパターンにハマっていました。
やっぱりきちっとセオリー通りにやるべきです。
長期間動かさなかった原付で、キックが下りない場合、原因はコレなんで、
よく焼きつきだのなんだの言う人がいますが、ガセネタは信じないようにしましょうね。
よく焼きつきだのなんだの言う人がいますが、ガセネタは信じないようにしましょうね。
また、長期間動かさないのがわかっているなら最低オイルは抜きましょう。
ガソリンは意外と腐りませんので・・