弦楽器

④ジャンクベース 表と側面の塗装落とし




 

さて、少し前に仕入れたジャンクベース、
rbx700rs.jpg
1992年製のヤマハRBX700RSですが、分解をしたのは先のブログの通り
202001151.jpg
これの主たる目的は塗装のリフィニッシュ。
しかもスーパーナチュラル仕上げ。
で、裏でザクっといろいろ試して早い方法は何か確認しました。
2020116.jpg
結論としてはディスクグラインダーに#320の研磨スポンジをつけてあてていくのが一番よかったです。
シーラーで止まるような印象ですね。
で、後の微調整はサンダー#60~80で平滑を出す。
そんな感じです。
カンナで削ってみてもいいのかな?・・と思い実験しましたが、
研磨材で削るほうが変化がなだらかなので、カンナは使いませんでした。
バスウッド ボディですが、柔らかいボディでこんな感じなので、おおよそこれで全ての材は対応できそうに思います。
それを踏まえ、残りの作業をするわけで。
2020011714.jpg
ザーッとグラインダーを当てていきます。
ここで塗装の説明
2020011715.jpg
見ての通りですが、
・木(素地)
・シーラー
・底色
・上色
・トップコート
この順番で塗られてます。
このシーラーてのは木に染み込んでますので、これを取るということは木を削るということです。
2020011713.jpg
ざっと#320で 研磨したのがこの状態。
シーラーまではサッと落ちますが、シーラーを落とすにはちょい時間がかかります。
そこで材が変わっているってことですね。
そこで一極集中で研磨するとそこだけ凹むのでサンダーで面を慣らすのと同時にシーラーを除去します。
ちなみにシーラーの黄色っぽいのは樹脂の色ですね。
2020011712.jpg
ということで、サンダーで整えたのがこの状態。
側面なども同様にグラインダーからのサンダーで整えました。
唯一、ネックジョイント部下の凹み以外は。
ここはグラインダーもサンダーも入らないくらい深いので、
ドリルに研磨剤をつけて磨きましたが、最後は手作業。
これだけで疲れました(笑
ちなみに打痕は研磨して消してます。
えぐれなどは削って成形しなおしてます。
つまり、オリジナルより丸みが出たりしてるということですw
まぁ、シーラーを落とす段階で痩せるわけなので、いいでしょう。
都合よく塗装だけはがせるわけないですし。
これからネックの剥離に作業は移りますが、塗装の種類が違うので、
また研磨材は検討します。
ほぼ手作業になりそうな予感。。。
202001171.jpg
そんな感じですが、ネックをつけたイメージ再確認。
うん。思惑通り。
ヘッドはロゴ周りは残しますが、その他は色を落とします。
しっかしボディ、3枚合わせでも色がこれだけ違うと目立ちますね(笑
予定ではフィンガーランプ ・フィンガースロープをつけようとおもってますので、
その色で中和してやろうと思ったり。
そんな感じで作業は順調です。
ということで、今日はここまで〜

 

  


 

 
 
 
  


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