しつこくしつこく自転車ネタ。
え?なんで?・・って?
自動車ネタ、あるんですけどね
書く気力が無い(苦笑)
そんなわけで、今日も引き続き自転車ネタ
シマノの鉄板でも鉄下駄でもあるWH-RS21、
そのハブメンテの件を2連投しました。
で、今日は振れ取りの件。
用意するのはこちら
振れ取り台とセンターゲージ、
そしてテンションメーターとスポークホルダーとニップルレンチ
で、振れ取り台にセットするわけです。
で、わたしの場合、テンションを測るときと大きく締めていくときは低い台に置いてます。
横縦の細かい調整はテーブルの上、つまりかなり目線に近い高さで作業します。
今回は購入後初の完璧な調整を目指してます。
昨年7月に購入、そしてダラダラ半年ほど使ったことになりますかね?
当初は・・
こんな縦/横振れの程度でした。
まぁ、許容範囲といいますか。
で、半年使ってわずかに振れが増えた程度になってます。
当時スポークテンションを測ったんですけど、テンションメーターの摺動部の抵抗のせいでやたら高くなったんですよね。
で、今回バラす前に測ったわけです。
シマノの参考値はこれ。
フロントは100-140kgf
調整前は80~90kgf程度でした。
これはどう考えたらいいものか・・
で、今回はほぼ組み直しします。
縦振れもタイヤ付いてたらできませんからね~
思い切ってやらないと改善できませんし。
で、ニップルを外れない程度に緩めまくってテンションを完全に抜きます。
あ、リムフラップは取ってますよ。
で、目視でリム内側のニップル中心から出るスポークのネジ部の出っ張りを確認し、
おおよそ全ての出面が同じになるようにします。
次にナンバーをかきます。
両面書きますよ。
あと方向。
これで記録や調整するときの目安ができるわけです。
あとは・・
これは私の工夫ですが、ゴムで振れ取り台をくくってます。
この保持部は左右に開く構造ですが、こうやってテンションかけないと、
再装着の際に左右にずれます。
これを付けておくと少し改善されます。
ホイール装着しにくくなりますけどね。
これで下準備は完了。
あとはナンバーの順番で左右交互に均等にニップルを締めていきます。
一気にではなく半回転ずつくらいですかね?
で、締めながらスポークの捻れも都度修正。
ある程度までテンションかけたら色々確認。
スポークをまとめてぎゅーっと握って慣らします。
そしてセンターを確認。ズレているようならまずそこを修正。
上げてる途中なので上げる方向で調整ってことですね。
その後テンション確認
その状態を記録して現状把握。
完全にテンション上げきるまでにこのセンター出し、縦振れ、そして横振れをざくっと調整しときます。
それを繰り返しやりつつ推奨値内で自分が決めた数値に近づけます。
最後のツメの前にはセンター出しは終わらしておきましょう。
あと縦振れも。
これらは厳密にいうと限界があります。
リムの歪みやつなぎ目などはどうしようもないので。
最終的な優先順位はセンター出しは必須。
そして横振れ。この二つは絶対ですね。
縦振れはそれらに比べると多少はしょうがないかと。
※つなぎ目の問題があるので。
わたしは最終的にセンターは完璧に出して横振れも0合計.5mm以内、
縦振れも合計0.5mm以内に納める方向で詰めます。
もちろん0.5mm以内でもうねりは取りますよ。
で、今回のフロントでどうしようもなかったのは・・
やはりつなぎ目。
ここの縦振れ誤差は諦めました。
出っ張りすぎ(笑
で、最終結果ですが・・
センター出しはばっちり
縦振れはつなぎ目でわずか うねりはなし
横振れもほぼなし うねりもなし。
で、テンションはこんな感じになるわけです。
ほんと面白いですわ。
単純なんですけど奥が深いです。
なーんてのをここ二日くらいのーんびりやってました。
最後はニップル2度回しみたいな事やってました(笑
あとはチューブとタイヤを組んでバランス取ってフィニッシュです。
今回、規定値内で組み直したんですが、明らかに新品よりもテンション高いように感じます。
これ、相当シャープに感じるんちゃうかな??・・と思うくらい。
リアなんかも反応良くなるんでしょうね。
このあたりは今後のインプレで書きましょう。
うーん。道楽だなぁ(笑
では。