さて土曜日ですがしつこく自転車ネタですよ。
今日は昨日の訂正を兼ねて正しい情報をたれ流したいと思います。
昨日を含む過去のネタにパークツールのTM-1 テンションメーター摺動部の抵抗増加による誤差があったわけです。いつからその状態になったのかはわかりませんが、どっちにしても、どの状態が正常かを見極める必要がありました。
そもそもバネの力と釣り合ったところの数値を読む・・ということはその間の抵抗は含むとまずいはずです。しかも変化する抵抗だと尚更。
なので摩擦・抵抗を低くするべく注油したのは昨日・一昨日のブログの訂正を読んでいただければわかります。
きっかけはPRO-LITEのホイールテンションが限界値オーバーしていたので。
で、TM-1を色々やって注油後にPRO-LITEの基準値に入ったわけです。
結果、TM-1は抵抗・摩擦を徹底的に排除しないとほぼ正しい数値を返さない・・ということがここで判明。
ちなみにPRO-LITEはDTゲージというお高級で正確なゲージを使ってるのでデフォのスポークテンションの数値は当てにできますよ。(=テンションの限界値内にかならず設定されてるという意)
で、今日はPRO-LITE bracciano A27の再測定したスポークテンションと重量をご報告
まずは重量。
フロントホイールは
895g。
公称は645g (F), 890g (R)。
前後とも5gオーバーですがこれはたぶん秤のせい。
ちなみに測定はハブ保護の部品を乗せて風袋にしてますよ。それが5gかな?
ともかく前後で公称値+10g未満ってことですね。
たぶん、ほぼ合ってると感じますけど。
ちなみにクイックレバーは前後で120gでした
うん、優秀じゃない??
左側を見てわかる通り、上りが得意となってますが軽いのは慣性が小さいで巡航やフラットはこんな感じになりますよね。
で、再測定したスポークテンションですね
規定値は・・
こんな感じ。1150-1450N(117kgf~148kgf)ですね。
前後左右ともこの数値内ってことです。
シマノのマニュアルのように細かくは決まってないみたい。
で、このスポーク、pillarspoke Butted Aero PBA1422自体の許容範囲は理屈では
で仕様はこれ。
じゃあ発表しましょうか。注油で抵抗を極限まで減らしたTM-1で測定した数値を。
フロント(許容範囲 117kgf~148kgf)
リア(許容範囲 117kgf~148kgf)
フロントは左5・6がちょっとアレですが上限あたりで揃ってますね。
リアは左右で大きくかわりますよね。
反フリー側はおちょこになる都合緩め。
まぁ、こんなもんじゃないでしょうか?
ちなみにシマノは
こんな感じなのでリアの反フリー側の数値は正しいってことで。
ここで思った事。
1)スポークの許容範囲をまず確認
2)その上限を越えないようにシマノの表を参考にすればいいんじゃね?
まぁ、必然的にそうなると思うんですけどね。
ちなみに一番回している手持ちのRS31は再度測定したら下限を下回ってました。
その次によく使っているRS21は下限寄り。
やっぱヘタるんですね。。。
ちなみに注油前のTM-1で測ったらRS31は規定値内、RS21は上限寄りの数値が出ましたよ(苦笑
これらもテンション戻してやる予定。
たぶんシャキっとするんでしょう。
そんな感じでPRO-LITE bracciano A27の重量は誤差わずか、
スポークテンションのデフォルトは規定値上限寄りってことですね。
※リアはフリー側が規定値上限、その状態で反フリー側はホイールセンターが出る程度で締められている・・という状態。
基本的にどこのメーカーも新品は上限寄りなんでしょうね。
使うとヘタって落ちていくので。
で、管理すべきは落ちたテンションを元に戻す・・てことで、その元に戻すのにデフォルトのテンションを知っておくとか、スポーク毎のテンションの上限を知る事が大事なんでしょうね。
基本的には50~180kgfの範囲ですけど。
さて、せっかくなので僅かに振れているのを取りましょうか。
取らなくても良いくらいですけど、折角なので。
縦揺れはほぼなしなので速攻終わるんでしょうね。
あとはリアのセンターが0.5mmほどズレてるのをどうするか・・
まぁ、ちゃちゃっと触ってみます。
では。